なの。これが。
子供のころはいつも箱で買ってくれていて、
冷蔵庫にはいつも冷えていた(もしやわたしのため??)トマト。
学校から帰ったら冷え冷えのトマトを冷蔵庫を開けっぱなしで冷蔵庫の前で食べたっけ(母、ゴメン)
先生はトマトが好き。。。 ととにかく言われるので、
トマトが頻発しないように気を付けているくらいの私です。
すでに始まっている今月のプラスレッスン。
こんなにトマトを堂々と出せるレッスンは久しぶり~。
今月のメインは、このトマトファルシです。
ファルシ とは 詰め物 の意味なので、
サラダ仕立ての前菜のものから、今回のようなお肉料理まで幅広く使われる料理名です。
トマトファルシ。。。。
実はこれは忘れられない味があるのです。
その出会いまでは、トマト好きな私ですが、あまり関心のないお料理 といいますか、
まぁ、ハンバーグとトマトだから、おいしいけど。。。 というくらいの存在だったのです。
しかし、6年前に南仏を巡ったときに行ったリヨンで、衝撃的においしいファルシと遭遇。
1回しか食べていないけれど、あの濃厚さとトマトのうまみは忘れられません。
日本からのフライトでさすがに疲れていて、適当に食べて寝ちゃおう と
途中にあったビストロにはいり、看板にあるセットメニューを一人一つ適当に頼んで出てきたファルシがこれ↓
写真の腕はおいておいても、色も濃いし、肉の味も濃い(しょっぱいということではなくて)。
そしてなんといっても、煮崩れたトマトのおいしさ。
ガ~ン! という感じでした。
機内食もあまり食べず、胃も動いてないからあまり食べられないわ~ なんて言っていたのに、
食べて感動、また食べて関心。。。 を続けるうちに
このフランス人向けの量をペロリと平らげました。(ライスとの相性も抜群)
あれから何度となく家で作るものの、
まぁおいしいけどさ~ というレベルにしかならず、
やっぱり素材が違うのかな~ とレッスンにも出さなかったのですが
今年に入って、もう一度作ってみたくなりました。
そして今度は、トマトのうまみ という部分に注目して、そもそもの考え方を変えて作ってみたところ、
しっかりと記憶されている味に近い!
本当にうれしかったです。
という、トマトのうまみだけではなく、私の勝手な(?)情熱も詰め込まれたファルシくん。
前のめりな私へのお世辞ではなく(笑)、生徒さんにも喜んでいただいています(違ったら、勘違いはげしいな~。。。)
スプーンを入れるとトマトのジュースが流れ出すファルシ。
もう一回のせちゃえ。
相当くどくなりましたので、あとは、レッスンでご紹介しましょう(笑)
その他のメニューは、もう夏ですから軽やかに。
前菜となるレモンの冷製パスタ。
冷製パスタは2回目ですが、おいしく作るポイントを押さえれば
ゆで時間も短く、サクっと作れます。
そしてパンサラダ(いい名称が思いつかなかったの。。。)
基本のビネグレットソース、トロトロのポーチドエッグ、おいしいクルトン、そしておいしく準備されたお野菜。
この4つをそれぞれポイントを押さえていただき、
ブランチにランチに食べてもらいたいこのサラダが出来上がります。
たかがサラダですが、おいしく作るとごちそうだな~ といつも思うので、
私は葉物のサラダは丁寧に作っています。
そしてデザート
コーヒーゼリーです。
コーヒーゼリー自体は固めて ハイ、出来上がり。
ですが、とっても濃くつくってあります。
それはこのクリームに特徴があり、その相性を考えて作ったお気に入り。
来週ご予約の皆さま、どうぞお楽しみに♪