日別アーカイブ: 2017年4月14日

4月プラスレッスン

タイの話の途中ですが。。。

春休み期間をゴッソリと抜かせていただいた教室なので、
とても久しぶりでしたが、4月のプラスレッスンが始まりました。

中華はとにかく定番でおいしいものを1品は必ず。
そして、日の目を見ていないけど実はとってもおいしいから知ってほしい!と思うものも1品は必ず。

という、生徒さんを引き付ける品と
私が紹介したいこだわりの品を毎回組み合わせています(ふふふ。。。)。

さて、今回は

春の点心と中華献立

とってもシンプルだけど、ガツンと濃い味のきいたナスの一品や
こちらはとっても優しい風味の焼売。
そして、これを作りたい人が多いのであろう、エビマヨ。
サクサク衣に、濃厚なソースを合わせています。

そして、もうおわり? というくらいに作業の少ないお野菜の煮物を1品。

今回は、タイから持ち帰ったお皿に焼売をのせ、
明るい食卓を作っています。

こういう色合いもたまにはいいわね~♪
ちなみに、今回のタイお持ち帰りは。。。

セラドン焼

使用頻度は高くはないのでしょうが、なんといっても安いので、
抱えて帰ってきました。ガラス食器も、別に日本でもかえるのでは? と思うのですが、
なんだか安いわねぇ。。。 と購入。

その他、レンゲや小皿などを持ち帰りました。

焼売をのせているお皿が写っていないケド。。。
で、また大きなカゴも持って帰ってきてしまった。。。。
バリでもフランスでもハワイでも、これらを見つけると持ってしまうのです。。。。

お土産はドライフルーツ三昧

今月のレッスンでは少しだけ、ドライフルーツをお出しします。
私はドライフルーツは実は苦手なんですが、好きな方は多いので、どっさり買ってきました。

実際、友人たちに配ってみましたが好評。 よかったわん♪

本場をのぞこう

私は旅行に行くと、国にもよるけれど、ほぼ毎回
料理やお菓子の本を探して買ってきます。

英語なら助かるけど、第二外国語でとっていたドイツ語(というほどには使えないのが残念凹)や
料理用語くらいならなんとなく拾えるフランス語あたりは
ネットで単語を調べたりしつつ雰囲気をつかみます。
こんなに料理の本があふれている日本だけれど、
当然のことながら日本人受けするビジュアルやテイストに偏っていますので、
見ているだけでも刺激がたっぷりなので、仮に読めなくても買ってきます。
(で、飾っているだけ 笑)
でも今回はタイ語でかかれちゃったらもうお手上げ。 アルファベットを超えることはできません。

ですが、今回は大きな楽しみが一つあったのです。

私ってこんな感じ??

老舗のBlue Elephantが開催しているタイ料理教室♪

献立はいたって定番なので、作れるものが多かったけれど、
私は昔の記憶と味の記憶と書籍で積み重ねた我流でもあるので、
本場のスパイスの使い方や加熱の仕方などを見てみたくて。

説明とデモンストレーションが終わると、デモンストレーション分を少し食べさせてくれて、
調理室で自分で仕上げていくスタイル。

1人ですべてやります

クロック

クロック。スパイスなど固いものを叩き潰し、すりつぶす道具で、
一回使ってみたかったのよね~  と、この辺でかなり満足。

サテ

うんうん。思ったよりまろやかでおいしい。
やっぱりドライではなく、フレッシュハーブで作らなければ! と実感。

ヤムウンセン

これはレッスンでも何度もやっており、生徒さんにもファンの多い一品。
今回は、自分の味と比べてみたいというのもあったのですが。

うん。これもさわやかだけれど、私の方が甘酸っぱさが強くて、好きかな~ と、そろそろ鼻が伸び始めるピノキオcalmo。
(まぁ、私が私好みに作っているので当たり前ではあるけれど)

牛肉とタイ茄子のいため

これはガツンと辛い。
ちょっと個性は強いけれど、なるほどぉ と思うスパイスが存在感抜群で
いつか何かに役に立ちそうな大事な1品です。

そして、デザートなんですが、
昔から私、暑い国のあま~いデザートがどうにも苦手。
今回も、ぎょえ~ と思うほどに甘く、頭が痛くなりました。
これは仕方ない。。。

英語でのレッスンだったので、一緒に受けたのはアメリカやヨーロッパの方々で
オープンマインドな彼らと話しつつ、楽しい3時間でした。

でもね。 このレッスン、デモは見るし事前に味見はするんだけど、
置いてある調味料やスパイスは計られていないの。
自分の感覚ですべて入れていく という、日本だったら絶対にないな。。。 という
おおらかなレッスンで、最初はちょっとドキドキでした。

でも思えば、私もレッスンでは「本当は、調味料って大匙1とかではなく、適量って書きたいんです」ということがあるくらい、
お料理って、その時その時の適量が大事なので、
リスクはあるけれど、大事なポイントを押さえている教室でした(笑)

案の定、辛いもの好きな私の炒め物は、お隣の方と交換したら
舌が燃える! と言われました。 (確かに入れすぎたナ。。。。 エヘ)

 

今回の旅では、「本格的に」「本場の」ということだけにこだわってもおいしいものはできない。
おいしいと思ったものの記憶と自分の感覚で作っていく料理でいいのだ

と、教室を続けていくうえで基礎であり、自信につながる大事なことに気づいた気がします。
でも、やっぱりタイ料理は生ハーブが必須だわ。。。 ということにおいては
完敗なのですが。。。。

東京にいればそういったものも手に入りますから、
また、本格ハーブでのタイ料理、ぜひともレッスンしましょう。