月別アーカイブ: 2015年2月

乙女?熟女?なドリンク そしてパワフルな友人たち

ワタクシ、関西人です(何を今さら?)
普段のレッスンなどはは標準語(になっているのは定かではありませんが)ですが、家や友人とはコッテコテの関西弁です。

社会人になるときは東京勤務を希望し、どういうわけだか名古屋に配属され、
ぎょえ~っと思っていたわりに、いつしか名古屋を愛すように。
関西にもほど近く、母にも学生時代の友人にもすぐに会えるし、
人も暖かいし、自然もたくさん。
そして教室をはじめ、素敵な生徒さんとの出会いもたくさんありました。

そして、大きな決断とともに皆さんとお別れして8年前に東京へ。

学生時代の友人もちらほらはこちらにいるものの、仕事や子育てに追われてなかなか付き合うことができないまま。
こちらでも支えてくれる友人との出会いもあり、少しずつ自分の居場所を増やしてきましたが、
年のせいか、関西の空気が吸いたいな。。。。 と望郷の念が強まったりもして。

と、そんな見た目とはおそらく違う(違わないのよっ)ナイーブなワタクシなのですが、
この1年で、大好きな友人や後輩がパラパラと関西から関東に移動してきました。
みんなそれぞれ決意も別れもあったはずだから、簡単に言ってはいけないけれど、
もう泣いちゃうくらいに嬉しい。

そんな中でも1年に1度はかならず、どうにか時間をあわせて会ってきた友人がいます。
自分たちでも不思議だし奇跡だわ と思う縁で出会ったのですが、
彼女が去年から東京に住まいを移していて、
先日、ようやく念願かなって家に遊びに来てもらいました。

その日は1-2月のお菓子教室最終日の夜。

もう一人の友人を待つ間に、「お菓子教室のケーキ食べてみる?」ということで、
ティータイム

少し春の装い

少し春の装い

のつもりが、ワインとともに。

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フルーツを漬けこんだ真っ赤なリキュールで割ったシャンパン。
加え過ぎたのと夕方の日差しが入り込んで、
乙女のつもりがなんとも熟女へのウェルカムドリンクのようになっています(笑)

でも美味しかった。
このシロップ、かなりの量をとってあります。
3月のレッスンでは、ご希望の方にはワインをお出ししますが、
食前酒としてフルーツのフレーバーを楽しみたい方には、割ってお出しするつもりです。

 

さて。
この日は、二人の友人を招いていたのですが、
この二人ももともと高校生のころに1回だけ偶然に出会ったそうです。
そして私の結婚式でバッタリ。 お互いが知り合いということをその時初めて知ったのです。

それ以来会っていないということだったのだけれど、時折話には出てくるし、
どちらも私には欠かせない友人なので、同じタイミングで声をかけました。
二人とも5分とたたず快諾の返信。 そういうところが好きなのヨ

そして、予想はしていたけど、二人とも再会して5分も立たないうちに驚くほどの打ち解け具合。
つくづく人間力があるわ。。。 と尊敬しています。

大したことではないはずなのに、妙に落ち込んでしまったりして、
弱っているのかな? と思う今日このごろの私。
とってもパワーをもらって、あらためてあの時の出会いに感謝する一日でした。

こんな年齢になって付き合ってるなんて想像もしていなかったけれど、
本当の(?)熟女になっても、美味しいものを食べて笑ったり泣いたりできたら幸せだな。。。

2月プラス 春の和食 つづき

もう3月間際。

2月のプラスクラスもおわりました。
食卓に春を呼ぶのは楽しい作業。

雪やなぎ

雪やなぎ

この時期に好きな花はたくさんありますが、雪やなぎも好き。
(家の植え込みにもあるけれど、毎年ものっすごいアブラムシ。。。
花が咲く前にばっさり切ること、すでに7年。 どうすりゃいいんだ。。。)

今月は春の祝い御膳なので、お寿司やら蕪と鯛の炊いたんやら。
蕪と鯛も、食卓に春をもってきてくれています。

 

蕪は葉っぱも食べてネ

蕪は葉っぱも食べてネ

鯛の旨みと鰹昆布出汁。
おいしいお風呂につかったトロトロの蕪が自慢の一品です。

来週にはおひなさま。
生徒の皆さま、ぜひぜひ、春の食卓を作ってくださいね♪

少し話はそれますが。。。
街の花屋さんには球根のお花や桃、桜がいっぱい。
でも、ミモザもすでによく見かけます。

毎年春の後半に活けて楽しむ大好きな花なのに、
あまりにも早すぎるっ!と聞いたところ、ここ数年は気候が安定せず、
花が旬にあわせて生育しないそうです。
それを聞いてなんだかとても憂鬱になりました。

便利な近未来になった世界だけど、こうやってじわじわと肌でその反動を感じるのは、次の世代のことを思うと、
おそろしく感じてしまいます。

心痛むニュースも多い今、自分達を取り囲む世界をきちんと見て、
敬意も恐れも、そして期待も持って日々を暮らさなければ。。。

春だよ~ 外は雪だけど。

本日の東京、寒いなぁと思ったら、やはり朝は雪でした。
やっぱり東京はチラチラと降りますね。。。

そんななかではありますが、料理教室では春の和食が続いています。

料理教室calmo 春の祝い膳

料理教室calmo 春の祝い膳

そしてようやく出しました。

はよ出しなはれ~?

はよ出しなはれ~?

出すのは大した作業じゃないのですが、場所の確保が。。。

今年はいつもとは違う場所に。 いつもはせまぜましく置かれていて、なんだか趣がないなぁ と思っていたので、
少しは改善された気がします。

柚も、部屋に入ってきたら「あ♪  おひなさま」 とやっぱりうれしそう。
母、がんばらねばなりませぬ。
お花屋さんにならぶ花たちも、スイートピー、ラナンキュラス、チューリップ、そしてヒヤシンスももうありました。
春ですね。。。
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あ。そうそう。

先々週にようやくバラも剪定。
自覚していますが、まったくもって放置しちゃったので枝のすくないこと!
重い腰を上げた割に、あっさり終わってしまいました。(それだけ花が咲かないということ。。。

今年は心改め、ガンバロウ。

2月プラス 春の祝い膳

この週末は2月プラスの料理教室でした。

東京は日差しはあるのに風がびゅんびゅん!で、とっても寒い2日間でした。

2月ってホントに寒い。
でも、暦ではもう春なんですよね。。。

桃が買えず。。。  早くも桜

桃が買えず。。。 早くも桜

このピンク。 毎年のことなのに、目が喜ぶのは日本人だからなのかな。

今回の献立は和食です。
春は何かとお祝いなどで集まりの多い時期。

きちんと作れると重宝するちらし寿司を中心に、
鯛と蕪の煮ものや白和え、きんぴらなど、定番ともいえるものを作っています。

ですが、タイトルは”春の祝い膳”。
寒いけれど、確実に近くにいる春を待ち望むような、心がはずむ和食を。。。 と考えた献立です。

春色ちらし

春色ちらし (手タレになっていただき、ありがとうございます♪)

がんばって美しく仕上げてもらった錦糸卵の下には、春色のお寿司。
鯛のしっかりとした味と鰹昆布出汁をきかせた煮物は、炊いたん。

子供のころから慣れ親しんだ母の言葉、炊いたん。
あれとこれを炊いたやつやで~ という普段着の言葉ですが、なぜだか京風の煮ものの代名詞のようになっているのが、なんだか不思議です。

鯛を、臭み ではなく うまみ として、野菜に煮含める大事なポイントをお伝えしています。

4品のお料理。
でも、ここまで頑張って和食を作っていただくのだもの。
やっぱり、食後には欲しいよね。

ということで、3分でできる超クイックな食後の楽しみ。

チラリとのぞく乙女心??

チラリとのぞく乙女心??

我が家では、ひそかに人気の和菓子(というほどではない)。

やっぱり緑茶はええねぇ (という関西人はいなかったケレド)、
と、ほっこりしていただけた食後でありました。

テーブルは、かしこまった和 ではなく、ガラスなども取り入れ、
軽さとカジュアルな華やかさを入れたしつらえにしています。
次週のレッスンで、写真をとっておきたいと思います。

まだまだこの献立は続きます。
皆様、どうぞお楽しみに

初春の和食はじまります

おととしから始めた、過去の人気メニューを再度行う定番レッスン。

当然、毎月新しいメニューをご紹介するプラスクラスの方がご予約が多いのですが、
今回(1-2月)の定番レッスンはいつになく人気でした。

そしていつになく、とっても簡単。
初めてお越しになった方からも、夕飯ですぐに作ったとご連絡をいただき、
この手軽さも含め、ご好評いただけていてうれしいです。

そんな定番レッスンも今日で終わりまして、
明日からは2月プラス 初春のお祝い御膳と称して和食のレッスンがはじまります。

食器などをならべ、お花のイメージを考えて準備しました。

春色の投げ入れ

春色の投げ入れ

なんか変な色の写真凹

そして、左には詩がこっそり忍び込んでいました。。。 最近、それとなく写りこもうとします(笑)。
もう少し桜に咲いてもらいたいので、明日のレッスンまでは暖かいリビングにおいておこう。

おひなさまを飾るのを忘れています。
来週こそは。。。

ケーキ生地が余ったら

先日の詩のお誕生日。

前日に生地をしこみ、当日の朝に仕上げたのですが、
突然、教室でも使っている長方形で焼きたくなりまして。。。。

こんな仕上がりになりました。

大人すぎた?

大人すぎた?

きれいに仕上がったとは思いますが、冷静に見て、3歳にはオトナっぽすぎない???

もう少しお誕生日っぽいケーキがよかったかな。。。 と思いました。

で、生クリームも苺もまだあったので、もうひとつ作りました。

といっても、生地は新しくは焼きません。
ここ1カ月のお菓子教室で、残骸ともいえる生地が何枚もあまっており、
上のショートケーキで焼いた生地もあまっていました。

それを並べ、生クリームを塗り、5cm幅にきってクルクルクルクルクル。。。。。

こうなります。

渦巻きケーキ

渦巻きケーキ

ありえない? プレーンとココア生地が混在。 どこを切ってもどちらも存在するように配置してみました
ピンクににじんでいるのはラズベリージャムを使ったシロップ。

この子にお化粧するとこうなるわけです。

バースデーケーキに!

バースデーケーキに!

ハッピーバースデー!とこのケーキをだしたら、朝に四角いケーキをみていた夫と長女は「え????」っと(笑)

「ふっふっふっ」とたくらみ顔で笑いつつカット。

カット面はこうなるわけです。

え? なんで縦???

え? なんで縦???

「え?縦?」 「縦だ。。。」 と驚く二人でしたが、
これは、私のアイデアというわけではなく、こういう作りかたもあるのです。
均一な厚みに生地をきる必要もなく、型がなくても作れる渦巻き成型ケーキ。
縦だから食べやすく、3歳にはとっても良かったようです。

常々、「ショートケーキって白い生地もいいけど、チョコ生地もおいしいよねぇ」という会話を柚とするのですが、
このケーキによって食べ比べることもでき、なかなか楽しいお茶時間となりました。

 

お菓子教室へお越しになった方は、ジェノワーズを焼くとちょっと余ったりすると思いますが、
こうやってもう一つのケーキにすることもできます。お試しくださいね。

 

ショートケーキはリクエストのある一品。
今年のクリスマス前 もしくは 来年の春に、一番上のスタイリッシュバージョンでやってみようかと思います。
もちろんまったくもって未定ですが~

 

おねえさん

次女の詩が3歳になりました。
誕生日ケーキ ショートケーキ

happy birthday

我が家の女子はみな冬生まれ(ワタクシも)。

お友達が次々とお誕生日を迎えるのに自分はまだまだ。。。
早生まれにとって誕生日ってようやくキタ!という喜びがあります。

長女も、何カ月も前から自分向けにハッピーバースデーをうたっていたけれど、
次女も同じ。とっても楽しみにしていました。

ちょうど週末にお誕生日だったので、レッスンもいれず、ゆっくりとお祝いをする週末となりました。

どうしてもお洋服などは新しいものは少ない詩ですが、
みんなで食事をしているときなど、みんながフォークナイフを使っていると、自分もほしくてほしくて。
バターナイフをもってきては、「ギコギコ!」と強引に使っていました。

柚が使っているフォークナイフはフランスに行ったときに惚れて買ってきたWMFのもので、
とってもかわいいし重厚感があるのですが、これが日本ではいいと思うデザインが手に入らず凹
残念だなぁ と思っていたら、見つけたこの子。

お姉さんへの1歩

お姉さんへの1歩

姉のとは少し違うものの、hackmanのムーミンシリーズ。

これはとても喜ぶんじゃないかな~っと、3歳には早いプレゼントですが選びました。
次女って、なんでも早いのよね。。。

おかげで、強引に姉のカトラリーを奪う ということがなくなり、ひとつ平和になりました(笑)

3歳のプレゼントはもうひとつ。
それは「お姉さんパンツ」です。

早生まれだし二人目だから、そのうちね~っとあまりがんばっていなかったおむつはずし。
3歳のお姉さんになる というのは子供にとってとてつもなく誇らしいものなので、
これをモチベーションに、声かけしてみよう! とプレゼント。

ものの二日で、1日の7割をパンツで生活できるようになりました。
「すごいね!」というと、「おねえさんダカラ」っと素敵な答えが返ってきます。
お誕生日パワーってすごい
そろそろ勉強が忙しくなってくる柚、教室の支度で動き回る私に囲まれ
決して、蝶よ花よと育てられているわけではありませんが、
詩のおかげで、また楽しい育児を思い出すこともできた3年。
3歳までに子供は一生分の親孝行をするとも言いますが、
わからなくもない。  こうやって楽しませてくれた詩と大事に時間を積み重ねたいと思います。

一日中、3歳さ~ん!と呼ばれてニッコニコな詩。
かわいいなぁ。
ろうそくフー も、ようやく主役の座です。
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さて、このケーキ。。。

ちょっと面白いショートケーキなのです。
続きは次回で。。。

 

 

フィナンシェ フィナンシェ。。。

1-2月のお菓子教室ものこすところあと1レッスンのみ。
思った以上に美味しい!と、好評。。?(どう思ってたの?笑)

ホワイトチョコレートのムースなので、ドッシリとしてしまうと甘ったるくって美味しくない。
なので、ペロリと食べてしまう軽さにしあがるように工夫した配合となっています。
中のフルーツの酸味やお酒とのバランもとり、可愛らしいだけではないケーキになったのではないかな。。。

さて、すでに次回のお菓子教室のご案内も始めましたので、
私の頭の中はフィナンシェが占領しはじめています(笑)

自分のレシピは出来ているからレシピにおこせばよい と思っていたのですが、
混ぜて焼くだけの簡単なお菓子である反面、失敗もしやすいフィナンシェ。

気軽につくってもらえる、かつ、同等に美味しいフィナンシェにしたいな っと思い、
夜な夜なフィナンシェをやいております。

フィナンシェ

フィナンシェ

いろんなフレーバーを焼いて、内容を決定するつもりではありますが、
まずは、「作りやすい」配合と作り方をレシピに落とし込むまでは、
まじめに(?)プレーンを作り続け。。。

夫も子供達もフィナンシェは大好きなので、
置いておけばサササーっとなくなるのですが、
さすがに今の頻度で焼いていると消費は追い付かないわけで。

バレンタインも兼ねて、母へプレゼント(送りつけ??)しました。

時折しか贈れないけれど、喜んでくれる人がいる事は本当にありがたい。

 

そして、そろそろ配合と工程のチェックが仕上がり始めましたので
フレーバーについて考えはじめました。

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やっぱり抹茶はよいですねー。。。

右はかなり抹茶をきかせ、しっかりと焼いた大人テイスト。
左は少し優しい味で、ふんわり焼いたもの。

うーん。どっちもいいぞ。。。

粗熱が取れたパカッと割り、中の状態を確認したのち、
ひとかけらずつ食べたらそのまま放置。
(全部食べていたらフィナンシェへの情熱がなくなる。。。前に病気になっちゃう?)

しかし、いつの間にかなくなるという、オートマチックなシステムです(柚か夫が食べているだけ 笑)

ヘーゼルナッツやチョコレート、イチゴなどなど、
好きなものは結構あるので、
どれにしようかなー。。。(もちろん一つはプレーンを作りましょう)

今回もお一人ずつ格闘していただきますが、お二人セットで作ることでカバーしあえるよさもあるので、
2人で2種類を2回作るという進め方を考えています♪
1回しか実習しないより、2回続けてやることで手が覚えてくれると思うのです。

去年から復活したお菓子教室ですが、
今回がもっとも簡単ですので、気楽にお越しくださいね。

トロトロなブリュレもお楽しみにー。

料理教室 きりたんぽ

寒い日に食べたいお鍋

おはようございます。
なぜか朝5時に起きて目が冴えてしまったので、朝からPCに向かっております。

外は寒そうな色と雨の音。

去年のこのあたり。
東京は大雪。 料理教室も大雪の日にあたり、
それでも「来る!」と皆さんが言ってくれたので、車を出したりしててんやわんやの週末は忘れられません。

そしてやっぱり、昨日今日と雪予報。

同じ日本でも、生まれ育った関西とはやはり少し天気が違うように思います。
実家のある滋賀は割と雪が多いですが、育った京都南部はちらほらはしても
そこまで積もった経験はあまりありません。

とはいえ、去年を経験していますので、
年末にはしっかり車も冬装備に変え、しっかりとした雪かきスコップも購入しておきました
でも、今回は予報ほどには降らず、みぞれに近い状態で終わったようです。
とはいえ、こういう雪や雨って、しっかり雪が降っているときよりも足元も悪く、
とっても寒いのですよね~。
若いころはスキーに没頭したcalmoですが、寒いのは本当にダメです。
テンションさがってさがってさがって、上がってこれません凹

ということで、雪 と聞くと、「あったかくしなきゃ!」といろんなことに対して頭がめぐりまして、
家の食事も「あったまる」を第一に考えます。
あったまる冬のご飯。
そりゃぁ。。。 鍋ですよね。

先月のスンドゥブなんてピッタリなのですが、2歳児は当然のことながら、
我が家の1/2成人さん、辛いものがまだまだダメなので、なかなかデ~ン!とはだせません。
ということで、家族からリクエストは多いけど、少し気合いの必要なコレに決定。

料理教室 きりたんぽ

香りのよい野菜がたっぷり

きりたんぽ鍋です。

何年も前に教室でもご紹介していますが、きりたんぽはご自宅で作れます(そりゃ、米ですから

本家本元のきりたんぽ鍋は鶏の濃厚な出汁で頂くのですが、
関西人の私には、何杯も頂くには少し濃厚過ぎまして。。。
鰹昆布出汁と鶏出汁をあわせた、濃くはあるけど煮詰まっても辛くない味に仕上げています。

ごぼう、セリ、春菊、葱、水菜、きのこ類、と、
日本ってすばらしい!と言いたくなる、香りのよいお野菜がたっぷり入るお鍋。
これが鶏のきいた少し濃いめの出汁で煮られ、それをきりたんぽが吸い込んで
トロットロになります。

考えてくれた昔の方に感謝です。
って、最近、こればっかりですが、
創作料理や異色の組みあわせのお料理も刺激があるし楽しいですが、
昔から消えることなく多くの人が存在をしっているお料理やお菓子というのは
それだけの意味と価値があると、身にしみて思うのです。

 

あ。。。 思い出してもまた食べたい。

レッスンを受けて頂いた生徒の皆さまも、ぜひこの冬、レシピを掘り起こしてつくってくださいませ~。
「ママ、次はおでんね!」と柚。

おでんって、結構時間かかるんだよ~っとブゥブゥいいつつも、
確かに、この冬、もう一度は食べたいかもナ。。。 と思いました。
「あそこの練り物屋さん、おいしいんだよ!」と先日、友人から聞き、
そういえば、私っては、お料理教室をしておきながら
おでんにはいる練り物にこだわったことがないわ。。。 と気が付きました。

一度、おいしい!という練り物でおでんをしてみたいので、2月中にトライです♪

春のお菓子教室 募集開始します

もう2015年になって1ヶ月がすぎたなんて、はやいですね。。。
東京はまた雪マークが木曜あたりについていますが、
時折、ぬるい空気とともに春の匂いがする気がします。

桜も少し蕾が見えるようになっていますし、春はそうは遠くないようです。
さて。2月にはいり、お料理は5月のプラスクラス、5-6月の定番クラスの予定を公開しています。
が、その内容はまたお伝えするとして。

本日はお菓子教室のご案内です。

4月~6月のお菓子教室: フィナンシェとクレームブリュレ
定番の焼き菓子ですが、意外と落とし穴も多いフィナンシェ。

どの形にしようかな~

どの形にしようかな~

焼きたてはカリカリっとしていて本当に美味しいのですが、これは作って1~2時間しかない食感のため
作り手(と家族?)だけが楽しめる秘密の味。
翌日からはしっとり。 これも美味しいですね。

贈り物にもピッタリです。 上記写真は試作中なので、型についてもこれから検討します。
コツは必要ですが、混ぜて焼くだけのシンプルなお菓子。 ぜひマスターしてくださいね。

そして、もう一品。
これも永遠の人気スイーツ、クレームブリュレです。
トロ~リとしたクリームの上には、カリっとした飴の層。
このお菓子を考えてくれた大昔の人(フランス人なんだろうか??)、尊敬 そして感謝です。

料理教室でも人気のオーバル(楕円)のココットで作り、器付きでお持ち帰りいただこうと思います。

詳しくは、こちら →calmo お菓子教室ページへ

5,6月で行う予定でしたが、土日の開催数が限られてしまうので、
4月のGW前に2クラス設けました。
GWに復習ができるので、よいかもしれません♪

 

ご希望の方はお知らせくださいね。

サブレやらゼリーやら  ~フルーツのシロップの行方~

今回のお菓子教室のケーキは、ペロリと一瞬で食べてしまうような軽いもの。
2時間ものレッスンで頑張ってもらっているのに、それだけが試食なんて、
なんだかさみしいわねぇ。。。 と思っていました(笑)

本当は途中で軽食でも出せたらいいんだろうけど、その時間的(いや、気持ち的)余裕はないので、
毎回、少しだけ何かをお出ししています。

サブレ 甘酸っぱいのとしょっぱいの♪

サブレ 甘酸っぱいのとしょっぱいの♪

次回のお菓子教室候補として試作中だったサブレ2種。

こんな形の日もありました。

型抜きって楽しい~

型抜きって楽しい~

サクサク、ホロホロの食感を目指して作っています。
結果的に、次回はフィナンシェのレッスンを行うことにしたのですが、
このサブレも秋くらいにご紹介できればよいなぁと思います。

サブレは食べたい分だけ焼けるので、一度作ると何回も楽しい、冷蔵庫の味方です。
そして、昨日のレッスン。
サブレ生地は作り置きが終わってしまったので、さて、どうするか。。。 と思いましたが、
今回のお菓子用に仕込んだフルーツのシロップがあまっていたので、
ゼラチンを投入。

ルージュのゼリー

ルージュのゼリー

味付けゼロ。 シロップとお酒、そして漬けこんだフルーツからでた風味だけですが、
これが相当好評でした。

”えっ こっちじゃなくて、ケーキ、家で作ってよ???”と言ってしまったくらいです(笑)

しかし、朝の思いつきで作っているので、ゼラチンの量がギリギリでした。
ゼリーというより、飲むゼリーのような?

ともあれ、ご参加になった皆様、コレ、お勧めです。
水分100ccに対し、ゼラチンは1.5gくらいはあったほうがよさそうですよ♪
お酒がきいていますので、器は小さなもので作ってくださいね。

この写真のグラスもショットグラスのサイズなので、50ccも入っていないと思います。
レッスンが続いたので、毎晩、2日後のレッスン分のフルーツの漬け込み作業。 この副産物が上のゼリーです。

お菓子教室calmo 赤いフルーツってかわしい♪

お菓子教室calmo 赤いフルーツってかわしい♪

シロップにつかったつやつやのフルーツ達を見るたびに、
かわいい~っ! と癒されるお気に入りの時間です

 

 

1-2月お菓子教室の様子

先月後半から始まった、ホワイトチョコレートと赤い果実のムースケーキのレッスンですが、
先週末からは毎日レッスンが続いています。

みなさん、どちらかというとこういうお菓子が初めてだったり、
稀に作る程度だったりしていますので、
簡単に。。。 それなりにおいしく。。。

とは私は思わず(笑)、
初めだからこそ、大事なポイントは何度も繰り返してお伝えしています。
一人でも、ジェノワーズ上級者が増えればよいな。。。と。

エレガントでしょ~っ?

エレガントでしょ~っ?

このように仕上がるわけですが、ここに至るまでの2時間は、
お料理とはやはり異なっていて、指先や手の動きに集中してもらう時間。
私も、それぞれの人の動き方をじぃっとみて、それぞれをサポートしに向こうにいったりこっちにきたりで
大忙しなので、写真を撮れるのはここだけ(笑)

意外と疲れるミキサーまわし

意外と疲れるミキサーまわし

焼きあがった生地くらいとってもよかったわねぇ??

デモンストレーション→実習→デモンストレーションの繰り返しなので、
生徒さんも真剣。
レシピを読んでイメージすることと、デモで見るもの、
そして見ていても自分の手の動き というのは、笑っちゃうくらいに違う動きをするのです。
正解は一つではないですが、ゴールは”美味しく焼く”ですから、
その一点にこだわって、いろいろとサポート(いや、指摘?)させていただいています。

東京 お菓子教室calmo

早く早く~っ 固まっちゃうわよ~っ

ここは集中してください とお願いするムース流し。

キリっと仕上げましょう~

キリっと仕上げましょう~

ここを頑張ると、真っ白な側面を作りだせるのです。

カットしたところ。
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この可愛い色合いが大好きです。

軽いムースなので、ぺろりと食べちゃえます。

ご自宅で即日完売してしまった人や、友人宅に持っていっていただいた方など、
みなさん、好評だったようです。
ぜひぜひ、次はご自身の復習でつくってみてくださいね。

このレッスンもあと2回だけ。
お料理もそうですが、いつも、ご紹介するのが終わるのって
自分の分身とお別れするようで、ちょっぴりさみしいcalmoであります。

みなさんのおうちで可愛がってもらえますように☆