日別アーカイブ: 2022年1月18日

1月のレッスンは節分にむけて

以前、3月にちらし寿司をしたところ、「お雛様の前にならいたかったな~」とのご意見をいただき(しごくごもっとも)、それ以来、
行事を意識したメニューはその行事の前にレッスンを終了させる ということを心掛けています。

といっても、2月にチョコレートのお菓子などが入るときは、バレンタイン前にすべてを終わらせることが難しかったりもするのですが。。。。

カルフォルニアロールやいなりずし、ちらしずしなど、いろいろご紹介してきましたら、以前より、「普通のお巻き寿司」と作りたいなぁ って思っていました。

恵方巻。 数年前まではお祭り騒ぎで、口に入りますか?って言いたくなるサイズのものが売っていたりもしましたが、少し落ち着いてきたかな?

関西出身だからなのか、祖父母がお商売をしていたからなのか、
calmoは子供のころから2/2はお巻き寿司を食べ、鰯の塩焼きを頭と尾っぽが骨から離れないようにきれいに食べ(難しいのだ💦)、それをヒイラギをからげて軒先に干したい。。。が、猫がくるので干せない。。。。 という、習慣のもと育ててもらいました。

とってもごちそう。
でも、それは節分のイベントとしての楽しさもあってのごちそうで、
本来のお巻き寿司は卵、三つ葉、椎茸甘煮、桜でんぶ くらいのもので、とっても普段着。

でもそれが一番好きなので、わが子たちも節分と言えば、そんなお巻き寿司を楽しみにしています。

今月のレッスンは、そのお巻き寿司。

あっ お巻き寿司がとっても遠い!(笑)

巻くって楽しい。
でも普段からやっていないと、巻くって難しい。
だから「巻きすを、お玉やトングと同じようなところに収納してください」と言っています。
日常から海苔巻きを作っていれば、なんのその♪

ここに五目豆、お澄まし、お浸し。。。。 じゃぁ、さすがにお料理教室としてさみしいかな。。。

と思いまして、献立は
 ・青梗菜とちくわの和え物
 ・柔らかささみと揚げ茄子のみぞれ和え
 ・豚肉と大豆のふっくら煮
 ・昔ながらの恵方巻

と、節分や冬においしい食材を利用しての華やかなものとなりました。

青梗菜とちくわの和え物は、この組み合わせ? っていう調味料で、しかもかなり完成度の低い駄洒落で命名しているのですが、これが我が家のお気に入りなので仕方ない。

ささみは柔らかく揚げることがポイント。
はい。新年早々、またcalmoは「余熱というものはですね。。。。」と物理の世界。
でも、耳にタコができ始めた生徒さんは、きっと上手にお肉に火入れができているはず♪

そしてお豆は煮豆だけじゃないぞ~ っと、主菜に格上げの大豆君。

トロッと煮ている豚肉ですが、以前レッスンした角煮とはまたちがって、
優しくすっきりとした味になっています。
これは豚肉の下処理方法の違いで、目指す味に応じて変えています。
できれば圧力なべで作ってもらいたい一品です。

そして恵方巻。

今月はロールケーキのレッスンもあるので、やたらと巻いてます💦
難易度的には、恵方巻→伊達巻→一歩おいてロールケーキ と、
もちろん、やわらかいクリームを相手にしたロールケーキは難しいのですが、
これも慣れですから。

失敗は成功の基。
形が失敗でも味が成功なら大成功。 胃袋に収めて成功を感じたら、また、巻いてみてくださいね。

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