月別アーカイブ: 2020年6月

失われたレッスン 卵のフロランティーヌ

3月には完全に休止した教室。
3月プラスレッスンは私の大好きな南仏のお料理でした。

メインは魚介の料理でしたが、いつものことながら副菜にこそ私のお気に入りが潜んでおりまして、
自家製のマヨネーズを使ったサラダが一品。
そしてこれ↓がもう一品。

卵のフロランティーヌ

レッスンしなかったので忘れていましたが、
あぁ、そういえば。。。 と思い出し、昨日の朝食に作りました。

ふわっと香り、トロッととろけるおいしい卵料理。

これはすこし肌寒さがある時にご紹介したいので、
秋以降にレッスンに組み込みたいと思います。


フロランティーヌって何??? って、よく予約時に聞かれましたが、
この子がフロランティーヌでございます(笑)

しばしお待ちくださいませ♪

夏野菜love

目下、梅雨まっただなかですが、市場は夏模様。
今年はズッキーニがおいしそうだなぁ。。。。


そして、先週、超!おいしそうなトマトを発見。


発見しちゃったら、まずはぜったいコレを作りたい。

トマトのファルシ

夜の写真はほんと~にダメ💦
でも、去年はおいしそうなトマトに出会わず作らなかったので、2年ぶりのファルシは
大好物な長女も私も「う~!!!!おいし~~~い!!」とうなりました(笑)

翌日も、「あ~、ファルシ、記憶を越えておいしかったな~」と余韻に浸る長女。
作りがいmaxでアリガトウ♪


そして昨日、そろそろトウモロコシが安価で大きさもいい感じ。

とうもろこしのミートローフ

こちらは去年のレッスンでご紹介していますが、
トウモロコシのミートローフ。
中には様々な味を閉じ込めていて、これまた我が家の大好物。
本日の夕飯に作りました♪  きっと喜ぶから隠しておこうっと~。


レッスンを受けられた皆様、ぜひぜひレシピをめくってみてくださいね~。
そして、作ったら教えてくださいね~。

卵丼をつくろう

以前に予告した麺つゆで美味しい卵丼のレシピです。

この休みを利用して長女に教え、彼女が作れるようになったお料理はいくつかありますが、
作れてくれることにより「お昼おねが~い♪」と猫なで声で言えるNo.1がこの卵丼。

1回目は私と一緒に。
2回目は私は見ていて、「もうそろそろだよ」「まぜて!」というだけ。
3回目は私は見ない。→ 加熱しすぎて卵と出汁が分離して、大いに学ぶ。
4回目は私はお出かけ→ それなりにおいしかったらしい

失敗しても文句はいわない。 、「おいしいよ~」とほめて伸ばし中です(笑)
でも、よりよくなるために、作ったものをみて論理的に説明をしています。


そしてめでたく(?)5回目となった先日、レシピを上げるべく写真を撮らせてもらいました。

では、Let’s make とろとろ卵don!


めんつゆで美味しいたまご丼
【材料】3人分
・ 卵    4個 (お好きなら増やしてくださいね)
・ めんつゆ  うどん出汁くらいにして300㏄
・ 玉ねぎ  1/2個 ← 分葱や九条ネギがあったら、そっちが私は好き
・ 必要に応じて塩 (麺つゆを濃くしてもよいです)

・ ごはん 3膳分

ごはんはすでにどんぶりにセット済み   だと思うでしょ~?    オチをお楽しみに。

【作り方】
① 玉ねぎは繊維にそって(縦)、薄切りにしておく。
    分葱の場合は斜め薄切り。

危うい包丁使い(笑)
後半、切りにくくなったら玉ねぎをぱたんと倒してネ、


② 浅くて広めの鍋(我が家はパスタパン)に玉ねぎと麺つゆをいれて火にかける。 → 弱めの中火で4,5分煮ます。
※葱は白い部分のみ。青い部分は仕上げでいれるのがおすすめ。
③ その間に卵をボウルに割り入れて、しっかりと溶いておく。
④ 玉ねぎ または 葱が柔らかくなっていたら出汁の味をみて、濃さを調整する。 味がぼけていたら麺つゆを足すのではなく、お塩ね
 ↑生徒さんは耳にタコ
⑤ 強火にしてブクブクっとしてきたら、卵2/3量をザっと流しいれる!
   少し固まったらざざっと混ぜる!!!
   ↑ 急いでほしくって、「!」つけちゃう! 急がせてたら写真忘れた!

⑥ 卵が7割ほどふんわりと固まったら残りの卵を流し入れ、5秒ほど、ゆっくりと混ぜながら加熱。 ここでいれた卵は半分以上生っぽくてOK.

今、写真をみると、若干火が入りすぎている気がしなくもないですが、
⑤でいれた卵はふんわり出汁をすったフワフワな状態。
⑥でいれた卵は、「もう少し、火にかけようかな?」って思ってしまう半生加減。

この⑥がポイントです。

予熱で思いのほか固まります。
なので、いっそ生でもいいです と書きたいくらい。

この加減は、娘もそうですが、4,5回はトライしてほしい部分。 やっているうちにわかかと💦

さぁ、ごはんの上に流し込むのだ!

トロトロのうちにご飯にのせて出来上がり!!!

なのですが、この写真、手前には甘く炊いたお揚げがのっているの。

なぜかというと。。。。。
②の工程の時に、炊き立てを冷凍してあるごはんを出そうとしたら「ない!」(笑)

あら~。卵がないのと同じくらい致命的じゃないの。。。。

ということで、冷凍うどんを発見し、
ついでに稲荷ずし用に炊いてあったお揚げと共に、フワフワたまごのせうどんになったのでした。


こういうところが、私っぽいのよね~。

でも、結果的に「卵のせうどん、うまい!」と喜んでいたので、新たな発見ということで良しとしましょう。


初めて作る方は、ちょっとイメージトレーニングをしてから始めてくださいね。
そうすることで、アタフタするのが少し減ると思います。

ちょっとコツが必要ですが、トライあるのみです。

山芋とトマトの大葉和え

これはレシピというレベルではないものですが。。。

夏の我が家のお気に入り。


山芋を短冊にきり、ミニトマトを適当に切り、大葉をいれてポン酢であえる。

おしま~い。

でも食感も香りもよく、体にいいもの食べてるゾっておもえて大好きです。

ときおりここにごま油や、手でもんだ海苔を加えることもあります。
やってみてくださいネ。

日常よ、こんにちは

普通のタイトルにできないのは、関西人のサガか。。。(笑)

小学校が今週から平常通りで、今日は6時間授業。
オンライン授業で何とかなってしまう高校の方がまだまだスローペースですが、
今日は午後から登校(電車に乗りたくないそうで、炎天下の中、自転車で30分(笑))

私は今日は予定がなく、朝から久しぶりにこんな状態

あ~、こんなことすら、とっても久しぶりに見えてしまう。
コーヒーとメモ用紙、伝票、ペンを置き、カレンダーをにらみつつ、ホームページを更新。
休講時にご迷惑をかけた方への連絡などをしていると、あっという間にお昼でした。。。

老化のすすむ頭では、いつも「あ~💦終わらない~」なんて思いながらやっているのですが、こうやって作業していると、
「あぁ。こんな時間が自分らしい。。。」と思えます。


そんな間で、久しぶりに新しいお菓子のレシピを書き書き。

何になるかはお楽しみに

そんななか、「テニスコート取れたよ~!」なんてlineがはいり、calmoのカレンダーに「テニス」と「レッスン」が入ってきました。

うん。やはり、「日常よ、こんにちは」がぴったり♪

あ。ちなみに。。。。
復帰早々、ひとつミス。

7月の23~26日、4連休であることを見落としており、昨日公開のレッスンスケジュールではそこにレッスンを入れておりました。
生徒さんからご指摘いただき、連休からはレッスンをはずし、別の日に移動しております。

しっかりせねば~。

レッスン再開のお知らせ

2月末にレッスンのお休みをご案内し、早4か月!

なんて月日とは早いのでしょう。。。

calmo、何したかなぁ?(笑)

仕事もしていましたが、とにかく!子供とたっくさん遊んでたっくさんお話ししましたし、
「絶対必要なもの」が、「あればいいもの」であることを認識し、
大切なものの取捨選択に新しい基準をもった大事な4か月でした。

悲しい想いやつらい日々を過ごされたたくさんの方々のことを思うと、
まだまだ気は引き締めていなければいけない。
だけど、日々も大事に生きていかなければいけないと思います。

文化的なものは人間の生活にはやはり必要ですね。
calmoもようやく、再開しよう!と決めました。(3日前に(笑))

3日前に決め、2日前にカレンダーをにらみ、昨日、ホームページを更新しました。
思い立つのは遅いくせに、思い立ったら弾丸の私なのです♪

レッスンを再開します!
7月と8月のスケジュールを更新しましたので、ご確認ください。

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梅雨の手仕事

これを見つけちゃったらね~♪

やるしかあるまい。

どうせやるなら一気にやっちゃえ! と、たっぷり買ってきました。

処理して下茹でして、乾燥させて。

これを冷凍しておけばまた1年、おいしい山椒とともに食卓を楽しめます。

みなさま、実山椒の旬は短いですから、今ですヨ~

ガトー・ウィーンエンド

私はきっとガトー・ウィークエンドが好き。
と、長年思っています。

ガトー・ウィークエンドとは「週末に大切な人と食べたいケーキ」という由来のフランスの伝統菓子なのですが、ケーク・シトロンとも呼ばれ、レモンなどのかんきつを加えて作られています。

レモンはジャガイモや玉ねぎと同様、ストックにきらしたくない私の大好きな食材。

とびきりのお気に入りをアイスティーとともに少しずつ食べたいな。。。。。 と思いつつも、実のところ、お気に入りは見つかっていません。
たま~にみかけると買ってみたりもしますが、そもそも、これ!というのを食べたこともなく。
だけど、間違いなく、私が好きなエリアにどっしりといるはずなのです。

うっすら美しくかかったグラスコーティングがシャリっと響き、ほんのり甘く、
スッと酸味が響き、そしてしっとり。
冷やして少しずつ食べたいな。。。。
こんな妄想のお菓子です(笑)

で、1年に1回ほど、突然のひらめきで作っては、「違うな。。。」と思ってきたのですが。

先日作ったもの。ケーク・オ・シトロン。

ふわっと軽く。。。

もう蒸し暑い日々だし、軽い食感で。。。。 と、いつものパウンドとは少し違う感じで作ってみたところ、「!!」「これ、いい!」となりました。

名づけのヘタな私ですが、感覚的にはガトー・シトロン ドゥ エテ。
夏のガトー・シトロン。そのままや~(笑)

私の妄想のガトー・ウィークエンドは少し重めのしっとり濃厚なものなので、
これはその名前にはしたくない。 ガトー・シトロンの方がしっくり。
そして初夏にあわせたい軽さなので、「夏のガトー・シトロン」がピッタリ。

ちょっとこれは予感が♪
今日、もう一度作ってみることとします。

そろそろレッスンの再開にむけて動かなければな とおもっているところ。
持ち帰りを視野にいれて検討しておりまして、お菓子教室はその観点からは適しています。

先日、このケーキを試食して、「あ。これとともに再開してみたい!」と思いました。

ちょっと別の仕事が入っていて、意外と忙しいここ2か月となっているのですが、ここ1,2週間中にご案内いたしますね。

これまで、生徒の皆様とは個別のメールやLineでご連絡させていただいていましたが、
教室の運営やレッスン情報などについては、一律でご案内できるものを用意したい。。。。 と思い、Lineのオフィシャルアカウントを作成しました。
しっかり準備が整ってから、どうだ!とブログなどでご案内し、そこからメッセージ配信を開始するつもりでしたが
じわりじわりと、お友達登録していただいている人数が増えており、「まずい。。。」と笑っております💦

お友達登録していただいている皆様、もう少しサイレントなcalmoをお待ちくださいませ。 再開の折には、ご案内いたします。

以下より「おもてなしの料理教室calmo」オフィシャルアカウントをお友達追加していただけます。

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麺つゆでひじきの五目煮

冷蔵庫にあってうれしい常備菜のNo.3に入るであろうひじきの煮物。
食べる長女も食べない長女もがっつり食べます(笑) 
和風オムレツにもできるし、混ぜご飯にもできるし、ひじきは3パックは買って一気に煮込んでストックしています。

以前は出汁をとってたのだけどね~。。。。

作ってもとにかくすぐになくなるし、
最近、しっかり目の味をつけるのがみんなの好みなので、
「もはや、麺つゆでいいのでは????」と作ってみたら、誰も気づかないレベル。
今までの手間を返してくださいませ。。


ということで、今日もチャチャっと煮ましたので、レシピのご紹介です。

写真はひじきを400gほど(3パック)使っていますが、レシピは150g(1パック分)にしておきますね。

ひじきの五目煮 麺つゆで文句なし
【材料】 2カップ分ほど
・ 生ひじき 150g(1カップ)  ※乾燥を使う場合は50㏄ほどかな~(たぶん)
・ 油揚げ  1/2枚
・ 人参   1/2本
・ こんにゃく  1/4枚
・ 牛蒡   細めのもの1本  ※季節柄、新牛蒡を使いました
・ 今回は気まぐれに蕪の葉っぱ  ※インゲン豆をいれることが多いです

・ めんつゆ うどん出汁程度にうすめて400㏄
・ みりん  大1~2 (甘さは好みで)
・ 薄口醤油 大1
・ 塩   1~2つまみ(味をみて調整)

【作り方】
① こんにゃくは湯で30秒ほどゆでる。 ひじきも沸騰した湯にくぐらせて水切りする。

②   人参、こんにゃく、牛蒡ともに好みの細かさにカットする。

  今回はこんな感じ。2,3倍の量はあります。 夕方の適当な写真ですみません💦
  ※上のボウルは牛蒡を水にさらしているところ。

ひじきが黒くてわからない。。。。

③ 鍋に油(私はごま油が好き)を熱し、ひじきを炒める。
④ ひじきの水分が少し飛んだら、根菜(人参と牛蒡)を加えてさっと炒める。
⑤ 残りの材料を加え、塩以外の調味料を一気に加える。
   しっかりかぶる量の水を加えて煮る。
⑥ 沸騰したら灰汁をとり、味をみて塩で調整する。
        ※煮詰まるので、薄めでバランスをとること
⑦ 蓋をして弱火で30分ほど煮る。 水分が多ければ途中で蓋を取り、
   水分がヒタヒタになる程度まで煮詰めて完成。


ここで大事なのは、最後の方には何度か味をみて、好みの味加減に砂糖、しょうゆ、塩などで調整することです。

文章ではなかなか説明が難しいのですが、一番大事なのは塩。
味がうすいな~ ぼやけてるな~ と思う時は、醤油をいれてどんどん味を濃くするのではなく、ひとつまみずつ塩を加えて味を見てください。

塩により、味がシャープになり、今まで見えてこなかった醤油や出汁の味が引き出てきます。


この辺の話は、生徒の皆様は耳にタコかもしれませんね(笑)
「塩の役割は。。。」 とよく話していたcalmoを少し思い出していただきながら、
味を濃くせず、素材の味をはっきり出してお料理をしてみてくださいね。

ちなみに、普段はインゲン豆などの緑の野菜を入れるのですが、
冷蔵庫になかったので。。。。

突然入れて見たくなり。。  ドバっと!


春かぶ  茎だけいただきます

蕪の茎をザクザク。 余熱で火が入るので、最後に投入。
できて間もなくはシャキッとした食感もあっておいしく、しばらくすると存在を消します(入れる意味はあるのか?)

ま、色どりと栄養ということで。

教室では、何度も見直したレシピを基に、ある程度忠実に作りますが、
calmoの普段はこんな感じの、その日の気分。
お料理はそれが楽しいのじゃないかなと思っています。

材料を変える。 つまりは旬のものをどんどん使って行けるのですが
やはり大事なのは味見ですね。 味を見ずして料理は成り立たず。
長いお休みで長女にいくつかお料理を教えましたが、やはりこれが一番何度も伝えたことに思えます。

長女、いい具合に卵丼を作れるようになりました。
これもめんつゆレシピなので、今度、娘が作っているときに写真をとってレシピをのせますね。緊急事態宣言