タグ別アーカイブ: ちらし寿司

2月プラス 春の和食 つづき

もう3月間際。

2月のプラスクラスもおわりました。
食卓に春を呼ぶのは楽しい作業。

雪やなぎ

雪やなぎ

この時期に好きな花はたくさんありますが、雪やなぎも好き。
(家の植え込みにもあるけれど、毎年ものっすごいアブラムシ。。。
花が咲く前にばっさり切ること、すでに7年。 どうすりゃいいんだ。。。)

今月は春の祝い御膳なので、お寿司やら蕪と鯛の炊いたんやら。
蕪と鯛も、食卓に春をもってきてくれています。

 

蕪は葉っぱも食べてネ

蕪は葉っぱも食べてネ

鯛の旨みと鰹昆布出汁。
おいしいお風呂につかったトロトロの蕪が自慢の一品です。

来週にはおひなさま。
生徒の皆さま、ぜひぜひ、春の食卓を作ってくださいね♪

少し話はそれますが。。。
街の花屋さんには球根のお花や桃、桜がいっぱい。
でも、ミモザもすでによく見かけます。

毎年春の後半に活けて楽しむ大好きな花なのに、
あまりにも早すぎるっ!と聞いたところ、ここ数年は気候が安定せず、
花が旬にあわせて生育しないそうです。
それを聞いてなんだかとても憂鬱になりました。

便利な近未来になった世界だけど、こうやってじわじわと肌でその反動を感じるのは、次の世代のことを思うと、
おそろしく感じてしまいます。

心痛むニュースも多い今、自分達を取り囲む世界をきちんと見て、
敬意も恐れも、そして期待も持って日々を暮らさなければ。。。

2月プラス 春の祝い膳

この週末は2月プラスの料理教室でした。

東京は日差しはあるのに風がびゅんびゅん!で、とっても寒い2日間でした。

2月ってホントに寒い。
でも、暦ではもう春なんですよね。。。

桃が買えず。。。  早くも桜

桃が買えず。。。 早くも桜

このピンク。 毎年のことなのに、目が喜ぶのは日本人だからなのかな。

今回の献立は和食です。
春は何かとお祝いなどで集まりの多い時期。

きちんと作れると重宝するちらし寿司を中心に、
鯛と蕪の煮ものや白和え、きんぴらなど、定番ともいえるものを作っています。

ですが、タイトルは”春の祝い膳”。
寒いけれど、確実に近くにいる春を待ち望むような、心がはずむ和食を。。。 と考えた献立です。

春色ちらし

春色ちらし (手タレになっていただき、ありがとうございます♪)

がんばって美しく仕上げてもらった錦糸卵の下には、春色のお寿司。
鯛のしっかりとした味と鰹昆布出汁をきかせた煮物は、炊いたん。

子供のころから慣れ親しんだ母の言葉、炊いたん。
あれとこれを炊いたやつやで~ という普段着の言葉ですが、なぜだか京風の煮ものの代名詞のようになっているのが、なんだか不思議です。

鯛を、臭み ではなく うまみ として、野菜に煮含める大事なポイントをお伝えしています。

4品のお料理。
でも、ここまで頑張って和食を作っていただくのだもの。
やっぱり、食後には欲しいよね。

ということで、3分でできる超クイックな食後の楽しみ。

チラリとのぞく乙女心??

チラリとのぞく乙女心??

我が家では、ひそかに人気の和菓子(というほどではない)。

やっぱり緑茶はええねぇ (という関西人はいなかったケレド)、
と、ほっこりしていただけた食後でありました。

テーブルは、かしこまった和 ではなく、ガラスなども取り入れ、
軽さとカジュアルな華やかさを入れたしつらえにしています。
次週のレッスンで、写真をとっておきたいと思います。

まだまだこの献立は続きます。
皆様、どうぞお楽しみに